基本目で追うばかり

A.B.C-Zド新規。J=Jは親の気持ち。

「ずっとLOVE」とか言う名作と、とっつーについて。

メンバー個々人について思うこととか、その人にまつわる楽曲について感じたこととかもたくさんあるので、ちょっとずつ書いていきます。

 

 

 

「ずっとLOVE」を初めてフルで聴いた時の感想は「変わってるけど印象に残るいい歌詞だな」でした。そして作詞者がメンバーの戸塚祥太と確認できてから、ますますこの歌詞に興味が湧きました。

 

ジャニーさんに言われて短期間で書いたというエピソードからも想像できますが、大抵このパターンは曲先(既にできているメロディに詞を乗せること)かと思われます。

そう、まず曲がとても良いんですよね。イントロのオルガン→ギターリフでテンション上がらないわけがないんです。BメロのPPPH必須!な定番ビートも好き。

今でこそ文才に定評のあるとっつーですが、当時は短期間でこなさなきゃならない上に良曲を与えられたプレッシャーもあったのではないでしょうか。それすらも感じさせない素晴らしい出来ですが。

というわけで、この歌詞の面白いところを抜粋していきます。

 


「誓い奏でるLOVE」
この後にどんどん素晴らしい歌詞が続いていくのに、ド頭で言いたいこと全部言ってくれてる感がすごい。「誓い」なんですよね。

 

「いつまでも」「何処までも」
側にいることを強調するように詰め詰めで発音される「いつまでも」。決意を噛み締めるよう裏拍で一文字ずつ発音される「何処までも」。どちらもタイトルの「ずっと」のように、長い時間や果てしない距離を感じる日本語です。無意識に語感で選んだのか、意図して選んだのか。気になります。

 

「愛を呼べ」

命令形が曲自体のスピード感に合っています。

 

「胸のLOVEも」「胸のLOVEが」

歌詞自体には書かれていませんが、“Love you more”“Love you girl”というコーラスが入ります。こう聞こえることを想定して書いてるだろうなと。

 

「北風の一息で 晴天へ早変わり」
文学的だなあと思う一節。歌い方も面白く、ハローのつんく♂式歌唱のように「きた/かーぜのーひ/といきで/ぇいーーー」とシンコペーションしながら語尾に癖をつけてます(「北風の一息Day」的な。「Day」って言葉は英語でも語尾に入りやすいですしね)。上記の“Love you more”みたいに外国語っぽく聞こえる効果。

 

「愛する君の手をつないで 時が止まる交差点で」
ここはもう「とっつーこの部分を一番歌いたくて仕方なかったのでは?」と思うほどメロディの音数、文字数、エモさがピッタリ合致。この曲の気持ちよさのピークはココ。

 

「オーロラ纏う黄金の船で 駆け出す」
1番は「鳥の様に羽ばたけば」2番は「泳いで飛び跳ねる」と自分の体を動かしているのですが、大サビでは夢のように豪奢な船が登場。そこに「駆け出す」という動詞を用いることで、意味でも響きでも能動的に動き出す様子が伝わります。船だから「漕ぎ出す」でもいいんだけど、それだとなんかしんどそうなんですよね。そして、こんなに気持ちは大冒険しているのに最終的にやっぱり交差点に戻ってきて時が止まっちゃうのがなんとも愛おしい。

 

夢の世界と現実世界を同時に見ているような不思議な歌詞で、聴けば聴くほど味わい深い名曲です。メンバーがこの詞を書いていることで説得力が生まれ、5人が歌うことで多幸感の中に切なさも色気も滲む、良質なポップスとして完成しています。

 

 

 

さて、とっつー個人の話。やっぱ、いろんな経験を積んできて、見込みのあるタレントだからこそジャニーさんもこういう無茶振りするんですよねきっと。

この人って他のどのメンバーよりも「哀愁」「郷愁」みたいなものを感じる。奇行から迸る「陰」の部分がそうさせてるかもしれないが。

そのせいなのか、錦織さんを尊敬しているからなのか、少年隊の要素が一番強いのがとっつーだと思ってます。ダンスの足上げもビシッとまっすぐで美しく、やっぱりこういうのを思い出す。

 

ぎえええええええニッキかっこいいいいいいい!!!!! ABC座の「少年隊伝説」のニッキ役もとっつーだったっけ。

 

こういうステージングが似合う歌手ってなかなかいないと思うんです。えびの他のメンバーももちろん素晴らしいのですが、なんていうの、こう、戸塚祥太には「古き良きジャニーズの美学」という血が通っている気がする。河合郁人のジャニーズ愛とは似て非なるアレ。

それでいて、自分を表現する音楽を作るセンスを持ち合わせているのも魅力ですね!作詞したソロ曲「ドラマ」を少クラで後輩たちとバンドセッションしてたのが素敵でした!自分がJKだったら間違いなく凸担だっただろうなあ(笑)

 

職業作詞家に転身できるレベル!歌もダンスも演奏も素敵!ちょっとサイケでヒッピーな奇行ライフスタイル!他担を落とす猫髭スマイル!ヒュー!!!

そんな戸塚さんには、これからも我が道を突き進みつつ、積極的に名曲の誕生に携わってほしいです。