基本目で追うばかり

A.B.C-Zド新規。J=Jは親の気持ち。

Juice=Juiceが先人から受け継いだものと、新たに作り上げるもの。

ハロプロ(というかアップフロント)は、新譜のMVや所属タレントによる番組をYouTubeに毎週上げてくれるので、往年の名曲から最新のグループのレコーディングやMV撮影の様子などを簡単に見ることができ、最高に見応えがあります。

そんな中で2013年3月31日、ハロプロ研修生(プラスα)の6人組ユニットのMVが公開されました。

 

 

「な ん だ こ の 曲 は ? !」

 

スーパーカリスマハロプロ研修生宮本佳林ちゃんさんがついにグループに選抜されたということは知ってたのですが、情報過多なハロプロなので当初はあまり真剣にそのグループを追ってはいなかったのです。
しかしこれまで数々の名アイドル、名曲を生んできたつんく♂の本気をそこに見て、震えました。歌謡曲然とした湿っぽいメロディとねっとりとした歌い方、忘れられないサックスのリフに内から外へ放出させるようなダンス、明らかに子供なのに不釣り合いな表情の作り方。クリエイターのやりたいことが全部詰め込まれていながら、その完成度の高さから全体的にスマートな印象の楽曲。そして一人一人がビジュアルとスキルの原石たちで、「大人になった彼女たちが歌うコレを聴きたい・見たい」と思わせてくれるすごいグループが出てきたと思いました。


その年の夏にメジャーデビューが決まり(デビュー前に1名脱退してしまったけれども、現在は別の形で活躍してるそうです)、私も近所のショッピングモールでイベントが開催された時には足を運び、CDを予約して握手会に参加しましたよ。接触系イベント慣れしていない鴨井は「当時JCやJKの彼女たちにこんなBBAがかける言葉とは…?」と思ったけど、無事挙動不審をアピールして終了しました。

ちゃんさんは怪我してた時期だから「無理しないでね!!!(泣)」と声をかけてクリスタルボイスで「ありがとございますぅ〜」をいただき、当時からイチ推しのさゆべぇには「あ、あ、歌上手いです!!!!!?!?!」とド直球感想だけぶつけて頭真っ白になってどんなリアクションもらったか一切覚えていません。

今でこそ本人たちのビジュアルやスキルが極まってきてアーティスト感漂うお姉さんグループ(ギリ高校生もいるけど)になりましたが、そう考えるとデビューの頃のJ=Jは見た目が本当に赤ちゃんみたいだったなあ(笑)

 

 

さて、平成アイドル史に残る名盤と言ってもいい彼女らのファーストアルバム「First Squeeze!」は、デビューから2年ほど経ってからの発売でした。

First Squeeze!(通常盤)

First Squeeze!(通常盤)

 

 

「結構シングル出したよね…??まだ来ないのかなアルバム…」と悶々としながら随分待たされて本気で暴れそうになった時期もありますが、ラジオで先行公開された音源があまりにもカッコよすぎたことと、通常盤はなんと音源だけで3枚組になっているというお得さを前に、心を鎮めて発売を待ちました。

 

そして手元に届いた新譜を早速再生して脳天を撃ち抜かれ、公開されたMVで確実に仕留められました。

 

 

はい~~~~~全員覚醒大成功~~~~~👏👏👏

※ただし高木さんはこの後さらに痩せて進化します。 

 

美少女しかいませんね。本当にありがとうございます。デビュー時とは比にならないくらい歌も安定して、自信に満ち溢れた顔をしています。将棋盤の向きとかはツッコミ入れないことにしましょう。

個人的にこの頃のちゃんさんのショートカット最高にかっこよくて好きです。かなともの上品な美しさは磨きがかかり、歌の色気も増し増し。あーりーも声が太くたくましく、頼もしい戦力になりました。特に、ゆかにゃの表情は全員の中で一番成長したのではないでしょうか?そしてラストにぶちかましてる私のさゆきの咆哮を聴いてください、「強い」という確信しか持てないでしょう。ああ、全員に熱いソロパートがあるって最高。

 

このアルバムのDisc1はデビューからつんく♂が手掛けたシングル全曲。Disc2はWonderful World以降のつんく♂以外の提供曲やライブで披露されていた曲たち(この頃「星部ショウって何者?!」と話題になりましたね!)。Disc3はハローの先輩たちの楽曲カバー。

「昔のハロプロはなんとなく知ってるけど最近のは一人も知らないよ~」という方への入門編としてはこれ以上ないラインナップです。

これまでハロプロが築き上げたものを踏襲しつつ、2015年にハロプロ自体が新たな方向に歩み始めたことを象徴するアルバムになったと思います。楽曲個々についても時間ができたら書きたいくらいですし、何よりも彼女たちがそれを歌いこなしていることに感動します。アイドルポップ、ファンク、ロック、フュージョン。ううむ、濃い。

 

 

昨今考えているのは、ジャニーズもハロプロ大河ドラマのようだなということ。

進化を続けながらも、根底に流れている最初期の音楽性はどのグループからも感じられます。初代ジャニーズが影響されたという「ウエストサイド・ストーリー」のようなミュージカル要素は、先日ピックアップしたA.B.C-Zら若いグループたちもしっかり踏襲していますし、デビュー時のモーニング娘。太陽とシスコムーンらが歌ったようなブラックミュージックを彷彿させる楽曲たちは、Juice=Juiceはもちろん現役ハロプロの子たちのビート感の礎となっているはずです。

 

 

そんなJ=J、昨年はドラマ出演したり、念願の武道館公演で圧巻のパフォーマンスを見せてくれましたね…私も現場には行けなかったけど泣きながら映像を観たよ…

最近またライブで回り始めて、新しい曲もたくさん歌ってるみたいで、音源化が待ち遠しいです。アルバムフラグだよね???期待してるよ???

15分11秒あたりからの新曲「銀色のテレパシー」がまたもや歌謡曲系名曲の予感。

 

えび以上に地上波TV露出が少なく、なかなかブレイクとまではいかないグループですが、不貞腐れず長く続けてほしいです。この春で全員が高校卒業となるので、芸能活動に専念できるかな。アイドルというよりも、本当にこれからが楽しみなアーティストです。