ジャニーズ初心者ド新規えび担が関ジャニ∞の『8UPPERS』を観たり聴いたりした時の話。
と言いましても去年の夏頃の話なんですけどね!!!書こう書こうと思ってちょびっとずつ進めてたら、それぞれが少量すぎてだいぶ時間経ってた…
ここから書くのは、関ジャニ∞関連の知識が限りなく浅いひとの好き勝手な感想なのでいろいろ許してほしい。
事の始まりは、2017年初夏の呟きでした。
Flyみたいな曲とBIRDMANみたいなMVはもう邦楽メジャーシーンでは出てこないかなあ。もしあったら教えて欲しいです。
— 鴨井 (@kamoi51) 2017年7月9日
すると、フォロワさんから関ジャニ∞の「8UPPERS」を勧められました。なんでも特典の映画がアルバム収録曲を使用しており素晴らしいと。

- アーティスト: 関ジャニ∞(エイト)
- 出版社/メーカー: インペリアルレコード
- 発売日: 2010/10/20
- メディア: CD
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鴨「え~~~すごい気になる。なんとかして観ないと…」
と思ってたら、早速別のフォロワさんからお借りできることに!今考えればトントン拍子すぎて、このアルバムに出会うのは必然だったのかもしれないですね(適当)
そしてびっくりしたんですが、このアルバム2010年発売なんですね!テイチクの頃だ!
当時私はまだギリギリ学生でしたが、就活中のメンタルズタボロでハロプロばっかり聴いてたから全然存じ上げませんでした…
ということで、特に気になった曲と特典のMUSIC FILMについての覚書を残しておきます。
【特に必要性を感じない目次】
8UPPERS FEATURE MUSIC FILM編
どうしても映画とやらが気になったのでそちらから観ることにしました。BOXをパカッと開けると…おっ、なんかブックレットも入ってるね?ほうほう…BARで?始末屋で?男たちだけで赤子を育てる???うんうん、こういう有り得なすぎるくらいのがいいよね~~~~~(ページをめくる)
若い。全員美しい(被弾)
そして一人一人のキャラクターの描き込みが細かい。びっくりするくらい細かい。
親に向かってなんだ
そのあらゆるオタクが好きそうな設定の数々は!!!
あと調べていくうちに「プロローグ・オブ・パッチ」なる沼が存在することを確認し震えた。震えた…
当時の彼らのイメージって「圧倒的ヤカラ感」だったんですけど、それをいい意味で活かしつつ裏切りもありつつで良い。こんなのぜったいおたくがすきなやつじゃんずるいえびにもくれこういうの(どさくさ)
※一人ひとりについての解説はいろんなところに落ちてるのでこちらでは割愛しますが、観終わった頃にはすっかりトッポ(安田章大)に心奪われていたのでした。かんわいい…
なお、当初は「BIRDMAN」みたいなのが見たかったという背景がありましたが、いずれもアウトローな世界観ではあるものの、モノとしてだいぶ違いました。
「BIRDMAN」はあくまでPVで観てる側に委ねるアート作品、「8UPPERS」はキャストの魅力を最大限に引き出した勧善懲悪ドラマ、という印象。でも、どっちがいい・悪いではなく、単純にいいものを見せていただいた感がすごいです。若い彼らの優しさも棘も、良い方向に作用していたと思います。
あとファンから見たら自担と小さい子供の絡みって、なんかこう、結構色々きますよね???五関さんで置き換えたらやばいもんね。演技であってもその人自身の人となりがそのまま出そうで。ハラハラするしニヤニヤする。実際関ジャニの皆さまそれぞれでいろんなニヤニヤをしてしまいました。
アルバム 8UPPERS 編
インスト多っ!!!!!
1. Oriental Surfer 6. BACK OFF 10. realize
まずインストゥルメンタルが3曲も入っていることに驚きました。いずれも3分を超えており、単なるブリッジではなくしっかり曲として独立している。制作陣も豪華で、やっぱりMUSIC FILMありきのコンセプトアルバムなんだな~と。
この中だと特に「realize」が好き。ブルージーでとにかくかっこいい!そう、たぶん私が欲しがってたのはこういうカッコよさ!!!!!せっかく普段聞かないGの話なのになんでボーカル入ってないやつに過剰反応するんじゃい。
2000年代のバンド好きだった人~✋
2. モノグラム 3. 泣かないで 僕のミュージック 11. BOY
エモーショナルなバンドサウンド、パワーポップ感は、2000年代に高校時代を過ごした人たちにはノスタルジーを与えてくれそうです。このラインはだいぶ気に入ってます…
「泣かないで~」は歌えるようになりたい。
当時唯一知ってた曲。
5. LIFE ~目の前の向こうへ~
これはTVでもよく聴いてた!と思い出せる、歌いだしで持ってく系のシングル曲。これが最初のバンド曲だったんですね。
アルバムの緩急を際立たせるバラード系。
4. Baby Baby 7. 願い
「Baby Baby」提供はロッカトレンチ!!!
「願い」の歌い込みは本当に好きでしょうがない。鴨井が歌手に求めるのは、歌を大切に歌ってくれることなので。
なんなんですかね、歌謡曲の安心感って。
8. ほろりメロディー 12. アニマル・マジック
ブラスの入れ方とメロディの作り方で、昔から日本人が好きな路線ってだいたい決まるんだな。「ほろりメロディー」はセリフも良き。大サビ裏のサックスもっと主張していい。
そして剣さん、TOKIOの「羽田空港の奇跡」よりも前にジャニーズへの提供があったんですね。考えるな~~~~感じろ今を~~~~。
関ジャニ∞やっぱりこういう渋い路線は似合わないわけがなかった。
これが素であってほしいって思う系。
9. Wonderful World!! 13. 急☆上☆Show!!
アプローチは違うけど、どちらも「楽しそう」が自然な可愛い曲。楽しそうと言えば、2014年の『関ジャニズム』収録の「EJ☆コースター」も好きです。あれ、この辺はえび担が好きっぽい路線では?
そういえば関ジャニでラップと言うとどうしてもあの方が脳裏を過るんだけど、そういうのじゃなかったです。いや、好きなんですよ地味にタカツキング。
『8UPPERS』とはなんだったのか。
他担ですが相当ワクワクしながら観て聴けました。この時のビジュアルが映像作品として残り、良質なサントラとも言えるアルバムができて、
エイターさん完全勝利案件だったんですね…
映画、なんか全キャラいい意味でガキくさいんだよな。
いや、マック(横山裕)はものすごく仕事できるしジャッキー(村上信五)だってしっかりしてるけど。それぞれバラバラの個性を持ち、時に協力し合い、時に反発し合い、時に干渉し過ぎないようにしながらも、お互いの強い結びつきを感じているのがいい。相手を大切と思う人もいれば、疎ましいと思う人もいる。それが「きょうだい」。
はじめはアテ書きっぽい気もしたけど、自分のキャラに依存せずきちんと別人格を演じてるのにも好感が持てました。
アルバムは、アイドルのアルバムと思えないくらいインストが濃くて、でもそれくらい映像とのセットであることが大事な作品だったんだなと。
2017年はアルバム「ジャム」が発表され、分析型音楽番組「関ジャム 完全燃SHOW」と連動するように楽曲派向けに振り切った感じのラインナップでした。そして夏フェス参加などの話題もありましたね。実際メンバー自身の演奏スキルも作曲スキルも上がってきてるんだなあと色んな映像を観てると思います。
その原点がこの、バンド形態で初のシングルが収録された『8UPPERS』だったのかなあ。
とにかく刺激的で素晴らしい作品でした!!!またこういうの観たいなあ~。
走り書きしてたメモは大体ここに打ち直したので、ここまでにします。あくまでもノー知識で触れた文化なのでエイターさんの思うところと全く違うこともあるかと思いますがご了承くださいまし。