【ネタバレあり】A.B.C-Zの新しいソロ曲聴いた。

A.B.C-Zデビュー10周年おめでとうございます!ずっとLOVE!

今回は「BEST OF A.B.C-Z」初回限定盤Bに収録された5人のソロ曲についてのアレです。

※ラジオでの初オンエアは聴けていなかったので、CDが手元に来てから初めて耳にinしました。最近は雑誌等もご無沙汰なのでインタビューも読んでないし本人たちの意図とかあんまりわかってない状態です。

 

Calling me(橋本良亮)

私は基本的に、橋本良亮には好きな歌を好きなだけ歌ってほしいと考えている。毎年盆や正月に帰ってくる子供が連れてきた孫には、脂の乗った良質な肉を買ってきて食わせてやりたい。そんなメンタルで彼のことを見つめている。ちなみに私には子供も孫も居ないし、彼はデビュー10年目の28歳男性である。勝手にこのような思いを抱き、こうしてインターネットオーシャンに垂れ流していることについては、自分の事ながら気持ちが悪すぎるし彼のご家族には一生顔向けできない。

久しぶりのソロ曲を聴き、私は感謝した。曲が始まってから終わるまでの間に感謝の正拳突きを1万回したかったが、音を置き去りにしては曲に浸れないので、ただ座して感謝した。だって絶対はしちゃん好きじゃんこういうやつ!!!!!!!!!!!!!!

EDMサウンドが活きたコンテンポラリーR&B、わかりやすくかっこいい男性が歌うにはわかりやすくていいじゃないか。そして、テクニックをテクニックと感じさせないほどにさらりと歌い上げるところ、やはりかっこいい。特にサビ部分なんて、ただ歌うだけだと単調になりそうなメロディにも細かい節回しが自然に入っていて、かっこいい以外になんと表現したらいいのか。言葉が見つからず、やはりたくさん美味い肉を食べさせたいと思ってしまうのであった。

 

星が光っていると思っていた(戸塚祥太)

衝撃的でもあり、ああそうだよなあとも思える。この感覚はとにかく聴いてみなくてはわからないのだが、ともすれば途中で「ああ、これ以上踏み込みたくない」とすら思わせるほどのヒリヒリとしたエネルギーに満ちた約4分半なのである。

橋ソロとは対称的に、どシンプルな編成のバンドサウンドから始まる。曲調、構成などに戸塚自身があらゆるものから受けた影響を感じるが、それを全部洗い出すのはさすがに野暮おじさん*1

2分を過ぎたあたりで突然ギターやドラムが鳴りやみ、オルガンとピアノ、ストリングスと徐々に厚みが出てきたところで、歌詞カードにはない朗読が始まる。記憶が曖昧だが、彼の過去のWeb連載の中にこの欠片たちがたくさんあったような気がする。生々しい言葉はオケやコーラスの盛り上がりと共に一気に駆け抜け、最後はギターと声だけになる。

作編曲にクレジットされてる清水哲平さんはこれまでのソロでもタッグを組んでいて、今回も本人のやりたいことをしっかり捉えて一緒に作り上げてくれたんだろうと感じた。戸塚祥太が、自身で作った音楽を歌い、レコーディングじゃないと表現できない方法で自身の言葉を読むことに、オリジナリティが極まっている。シンガーアクターソングライターアイドル(?)。

結論としては、俺はお前が好きだ。次回作も楽しみに待っておるぞ。

 

君の優しさ VS 僕の愛情(河合郁人)

2018年の鴨井、おめでとう。しかも編曲はヒラショー*2さんですよ。ハーモニカやコーラスが渋くてたまらん一曲。

私は河合郁人の歌を聴くたび「歌うんま」と脳死で口走るのだが、この曲でもしゃくりや語尾の処理、ファルセットの使い方などバチバチにハマっており、積年の願望が大いに満たされた。特に滾ったポイントはサビ前の「がんじがらめだったな」。メロディにそこだけ詞が詰め詰めになるところ、最高。がんじがらめ感満載だ。

そしてこの言葉には、共感しすぎて頷くばかり。

彼の歌には、不良っぽさと素直さが共存します。

河合郁人 2022年2月1日発売アルバム曲「君の優しさ VS(と) 僕の愛情」ライナーノーツ | つんく♂オフィシャルブログ 「つんブロ♂芸能コース」Powered by Ameba

アレンジ自体はこれまでのA.B.C-Zのバラード系楽曲に通ずるものはあるが、つんく♂節の詞やメロディと郁人の声が合わさって違和感のない新鮮さを生み出しており、この「スケール感のある愛の歌」を手に入れた彼はさらに頼もしさが増したと思う。

二人の音楽が交わったことに歓喜しつつ、これからも様々なジャンルを歌いこなすところを見せてほしいなと期待が膨らんだ。

 

story of us(五関晃一)

まず提供元がDAIGO氏と判明した時点で、自担の共演者誑し込み能力(言い方)に震えが止まらなかった。そして、このタイプの音楽との相性の良さは聴く前からなぜか確信があったのだが、通して聴き終わった私の脳裏には刀を振る黒丸桂馬*3が過った。なるほど、

「Delicious」*4のせいか……

観たことがある人にしか、いや観ていたとしても伝わるかどうかはわからないが、あの曲の最後のソロパートの鬼気迫る表情と歌唱は、これまで彼が発表したソロ曲のどれとも違う狂気や色気があったが、このタイミングでそれに似たものを感じることができた。つまり、†切迫した世界観に没入している五関晃一はまじでサイコー†ということである。

「絶望のはこ」「立ち塞がる悪意のノイズ」「世界を敵に回しても」「愛しているよ 狂おしい程」ヒィ……こ、これコンサートでやった場合五関の女たち生きて帰れるのかしら…(毎回心配している事案)

入所から数えるとアイドル歴23年になるその歌声は、瑞々しさはそのままに安定感は年々増しており、サビで力強く太く張る声と終盤で駆使するファルセットの緩急があまりにも美しい。自担だからって良く言いすぎではないかという指摘が入りそうだが、自担ですもの大目に見てほしい。彼がダンスの人だと思ってる方々に、歌の良さも早く知ってほしいのだ。タッキー&翼の歌謡ロック的な路線*5が好きだった人にもきっとハマるだろう。

 

S.J.G.(塚田僚一)

塚ちゃん名義の曲については、あえて「フィーチャー*6曲」と呼びたい。これまでの作品は「塚リカちゃん」や「塚だぁくねす」といったキャラクターをフィーチャーしたものが多く、「塚田僚一」が歌っている音源は実質一曲*7のみである。

そしてこの「S.J.G.」はメンバーとのラップでの掛け合いやシンガロングで構成され、「Solo Janakute Gomennasai 笑」で締めている…そう、ソロじゃないと明言してしまった。しかしながら詞の中では彼が主人公的な役回りなので、塚田僚一をフィーチャーした楽曲となればもう他のメンバーのソロ曲と同等の扱いで何の問題もないし、これは彼にしかできない音楽づくりだと認識している。

5人とも曲の雰囲気をとらえるのが上手くて、終始笑顔で聴くことができた。掛け合いが戸塚田から始まるのも、2サビの「好きな子いるの?(いない)」のくだりもニヤニヤしてしまう。大サビのエモいはしとつパートは、様々な思い出がぶわっと匂い立つように「明日の為に僕がいる」*8からの引用が。コーラスの(Uh…just forever)も入っており、これには唸った。

これは塚ちゃんがA.B.C-Zを大事に思うからこそできた歌だろうし、特に最初と最後のverseは彼自身の偽らざる本音なんじゃないだろうか。そして、制作タッグを組み演奏も担当したウルトラ寿司ふぁいやー、あまりにもグッジョブすぎる。素晴らしい。

 

 

ほんとこの5人は全員ジャンルかぶることなくて楽しいです。

何かあったら追記・編集します。

 

 

*1:ちゃんずーのアレ。

*2:平田祥一郎さん。

*3:ABC座2016 株式会社応援屋!!〜OH&YEAH!!〜 で五関さんが演じた天才棋士の名前。

*4:ABC座2016 株式会社応援屋!!〜OH&YEAH!!〜 劇中歌

*5:私は「カミラ◆タマラ」とか思い出しました。

*6:feature:ある人に楽曲で重要な役割を持たせること。featuring〇〇って言われるやつ。

*7:3rdアルバム「ABC STAR LINE」収録「へそのを」

*8:1stアルバム 「from ABC to Z」収録 グループがこの五人になって初めて披露した曲。